事務所労災も未加入だと補償されない?!知らずに慌てる社長さんが急増中

中小事業主マガジン

この記事はこんな方におすすめです

  • 最近、事務所労災の話を聞いて不安になった方
  • 現場以外の事故は関係ないと思っている方
  • 事務所労災、現場労災、何が違うか分からない方

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はじめに

現場の労災には入っているから大丈夫ですよ。

最近もそうお話しされる社長さんがいらっしゃいました。

ところが、その後に詳しくお話を伺うと、

「えっ、それも労災になるんですか?」

「その場合はどうなるんですか?」

と驚かれることが少なくありません。

実は最近、

事務所労災が義務化になったと聞いた」

「元請から言われた」

「現場監督に確認された」

という理由で慌ててご相談される社長さんが増えています。

しかし、本当に気になるのはそこではありません。

なぜ多くの社長さんが慌てているのか。

そこには意外と知られていない理由があります。

現場労災があっても安心とは限らない

建設業の社長さんは、

労災=現場

というイメージを持たれている方がほとんどです。

もちろん間違いではありません。

実際に大きな事故が起きやすいのは現場です。

しかし、私たちがご相談を受ける中で感じるのは、

「加入しているから安心」

と思っていた会社ほど驚かれるケースがあるということです。

ある社長さんは、

「うちは何年もやっているから大丈夫」

とおっしゃっていました。

ところが確認してみると、

想定していた内容と実際の内容に違いがありました。

詳しくお話しすると長くなりますのでここでは控えますが、

社長さんはしばらく言葉が出ませんでした。

事故が起きてからでは間に合いません。

だからこそ最近は、

労災に加入している会社ほど内容確認のお問い合わせが増えています

では、なぜ労災が使えないようなことが起きるのでしょうか。

実はその理由は現場以外にあります。

労災は現場だけで起きるわけではない

もし従業員さんが、

事務所で転倒したらどうでしょうか。

階段から落ちたらどうでしょうか。

重い荷物を持って腰を痛めたらどうでしょうか。

多くの社長さんは、

「それくらいなら大丈夫じゃない?」

とおっしゃいます。

ところが実際には、

そう単純な話ではありません。

現場では細心の注意を払っていても、

事務所では無意識に危険が潜んでいます。

しかも事務所での事故は、突然起こります。

昨日まで普通に働いていた従業員さんが、

翌日には仕事ができなくなることもあります。

ここで問題になるのが、

事故そのものではありません。

事故の後です。

この先は会社ごとに状況が異なるため一概には言えませんが、

実際にご相談いただく内容には共通点があります。

まさか事務所の事故でそんな話になるとは思わなかった

そうおっしゃる社長さんが少なくありません。

そして、その頃には皆さん同じことを考えます。

もっと早く確認しておけばよかった」と。

最近慌てて加入する社長さんが増えている理由

ここ数か月、

お問い合わせ内容に変化が出ています。

以前は、

労災保険番号が欲しい

というご相談が中心でした。

ところが最近は、

事務所労災が義務化になったと聞いた

「うちは大丈夫ですか」

「確認してほしい」

というご相談が増えています。

中には、

元請会社から突然言われて初めて知った社長さんもいらっしゃいます。

そして皆さん共通しているのが、

もっと早く知りたかった

という言葉です。

実はここでお伝えしたいことがあります。

ただし、この部分は会社ごとに状況が異なります。

実際にお問い合わせいただく社長さんも、

最初は「うちは関係ない」と思われています。

ところが確認を進めると、

予想していなかった内容が見つかることもあります。

だからこそ最近は、

事故が起きる前に確認される会社が増えているのです。

まとめ

建設業の労災は現場だけの話ではありません

事務所で起きる事故。

移動中の事故。

倉庫や資材置場での事故。

実は多くの社長さんが知らないポイントがあります。

そして最近は、

事務所労災が義務化になったと聞いて慌てて確認した

というご相談が増えています。

ただ、会社ごとに状況は異なります。

この記事だけではお伝えできない部分もあります。

もし、

「うちは大丈夫だろうか」

「労災保険番号の件で困っている」

「現場監督に言われて焦っている」

そんな場合は早めに確認しておくことをおすすめします。

お困りごとは、「中小事業主特別加入RJC」にご相談ください!

いつでもメールにてお問い合わせください。

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ご注意:この記事は2026年6月10日時点の情報に基づいて書かれています。
時間の経過により内容が変更されている可能性がありますので、ご利用の際は必ず最新の情報をご確認ください。
監修者の紹介

林満

元厚生労働省 厚生労働事務官

厚生労働大臣認可 愛知労働局長認可 建設業専門

労働保険事務組合RJC アドバイザー

林 満

はやし みつる

1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。以降、名古屋東労働基準監督署や瀬戸労働基準監督署、愛知労働局で労災補償課および労働保険適用課にて奉職。適用指導官、職業病認定調査官、労災第一課長、労災保険審査官、労災管理調整官を歴任。特に特別加入制度の手続きや給付に関する相談対応に精通し、職業病認定調査官や労働者災害補償保険審査官としても活躍。2022年までの50年以上にわたる実務経験を持つ労災保険のエキスパート。現在はスーパーゼネコンの安全協力会において特別加入の相談指導を行っている。