社長、労災保険いくら払ってる?中小事業主の金額相場を社労士解説

中小事業主マガジン

この記事はこんな方におすすめです

  • 中小事業主特別加入の金額相場や支払い額が気になる社長さん
  •  現場で急に番号が必要になり、スピード発行を求めている社長さん
  • 費用を抑えつつ、信頼できる建設業専門の事務組合を選びたい社長さん

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はじめに

中小事業主の労災特別加入は年9万円前後(日額3,500円・1名)が相場です。

価格やスピード、不要なセット契約の有無まで確認して選びましょう!

中小事業主の労災保険(特別加入)の費用相場とは?

元請さんから「現場に入るなら労災保険の特別加入に入って、番号を教えて」と言われて、慌てて検索された方も多いのではないでしょうか?

気になる費用ですが、中小事業主の労災特別加入の料金は、「給付基礎日額3,500円・社長1名」の場合、年間で9万円前後が一般的な相場となっています。

「思っていたより高い?安い?」と感じ方はそれぞれかもしれませんが、まずはこの「年9万円前後」という数字を目安として覚えておいてくださいね。

料金内訳をチェック!保険料と組合費の違い

では、その「9万円前後」という金額には何が含まれているのでしょうか?

実は、お支払いいただく費用の総額は、大きく分けて「国の労災保険料」と「労働保険事務組合の手数料(組合費)」の2つで構成されています。

国に納める「労災保険料」

労災保険料は、事業の業種やご自身で設定する「給付基礎日額(補償の基準となる金額)」によって国が定めているため、どの事務組合から申し込んでも金額は一切変わりません。

例えば、建設業(既設建築物設備工事業など)で給付基礎日額を3,500円(年額127万7,500円)に設定した場合、保険料率は千分の15(1.5%)となるため、年間の純粋な保険料は19,162円となります。

事務組合に払う「組合費(入会金・年間手数料)」

一方で、各事務組合によって金額が大きく異なるのが「組合費(手数料)」です。入会金や月額費、年会費などの名目で設定されています。 「労災保険料(国へ納める分)」+「事務組合の手数料」を合計した金額が、最終的に社長さんが支払う金額になります。

だからこそ、組合費の設定がわかりやすく明瞭なところを選ぶのが大切なんですよ。

価格だけで選ぶのは危険?失敗しない事務組合の比較ポイント

インターネットで検索すると「格安!」「最安値!」といった魅力的で魅力的な言葉が並んでいますよね。

少しでも費用を抑えたいお気持ちはとってもよく分かります。

ですが、価格だけで判断してしまうのは少し危険かもしれません。

後から「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、以下の4つのポイントを必ずチェックして比較してみてくださいね。

①手続き完了・加入までの日数

「元請さんから明日までに番号を出してと言われた!」という緊急事態もよくありますよね。申込みから労災番号の発行、加入証明書が届くまでにどれくらいの日数がかかるのかは必ず確認しましょう。

「安い事務組合は対応が遅いんじゃないの?」と思われがちですが、決して「安い事務組合は必ず遅い」とは限りません。効率化されたシステムを持つ組合なら、安くても即日対応してくれるところがあります。

②証明書の取得方法と発行スピード

労災番号だけでなく「加入証明書」の控えが必要になる現場も多いです。証明書が郵送でしか届かないのか、WEB上で即時ダウンロードできるのかによって、現場に入れるタイミングが変わってきます。

③追加料金の有無

基本料金は安く見えても、「分割払い手数料」「証明書の発行手数料」「変更手続き費用」などが後から追加され、結果的に高くなってしまうケースがあります。総額でいくらかかるのかをしっかり見極めましょう。

④不要なセット契約の有無

「労災保険の特別加入をするためには、別の有料サービスや不要なオプション契約が必須」といった条件がついていないかも重要なチェックポイントです。必要なサービスだけをシンプルに契約できる組合が安心です。

建設業に特化した労働保険事務組合を選ぶべき理由

労災保険を扱う事務組合は全国にたくさんありますが、建設業の社長さんには絶対に「建設業に特化した事務組合」をおすすめします!

建設業の労災事故や各種手続きは、他業種に比べて専門的で複雑なルールがたくさんあります。

一般的な事務組合だと、現場ならではの用語や事情が通じず、やり取りに時間がかかってしまうことも…。

建設業専門の事務組合であれば、現場の状況を熟知しているため、問い合わせにもスムーズに対応してもらえます。

さらに、建設業に詳しい社会保険労務士が在籍していれば、万が一の事故の際にも安心感がまったく違いますよね。

専門家による適切なアドバイスを受けられる環境を整えておくことが、会社を守ることにつながります。

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「すぐにでも手続きしたいけれど、どこに頼めばいいかわからない…」とお悩みの社長さん、ぜひ労働保険事務組合RJCにお任せください!

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忙しい社長さんの手を煩わせることなく、スマホやパソコンからカンタンにお手続きを進めていただけます。

「とにかく早く番号がほしい」「まずは詳しい金額を知りたい」という方も、気軽にご相談くださいね。

建設業の社長さんが安心して現場でお仕事に集中できるよう、私たちがしっかりサポートいたします!

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ご注意:この記事は2026年8月17日時点の情報に基づいて書かれています。
時間の経過により内容が変更されている可能性がありますので、ご利用の際は必ず最新の情報をご確認ください。
監修者の紹介

林満

元厚生労働省 厚生労働事務官

厚生労働大臣認可 愛知労働局長認可 建設業専門

労働保険事務組合RJC アドバイザー

林 満

はやし みつる

1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。以降、名古屋東労働基準監督署や瀬戸労働基準監督署、愛知労働局で労災補償課および労働保険適用課にて奉職。適用指導官、職業病認定調査官、労災第一課長、労災保険審査官、労災管理調整官を歴任。特に特別加入制度の手続きや給付に関する相談対応に精通し、職業病認定調査官や労働者災害補償保険審査官としても活躍。2022年までの50年以上にわたる実務経験を持つ労災保険のエキスパート。現在はスーパーゼネコンの安全協力会において特別加入の相談指導を行っている。