【給与計算】給料から引いた「雇用保険料」はいつ国に払うの?年末調整との違いを解説

【給与計算】給料から引いた「雇用保険料」はいつ国に払うの?年末調整との違いを解説 中小事業主マガジン
【給与計算】給料から引いた「雇用保険料」はいつ国に払うの?年末調整との違いを解説

この記事はこんな人にオススメ

  • 従業員の給与計算や年末調整を担当している事務員・役員の方
  • 「給料から天引きした雇用保険料」がいつ、どうやって国に払われているか不安な方
  • 税金(1月~12月)と労働保険(4月~3月)の期間のズレに混乱している方

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はじめに

建設業の事務を担当されているS様(仮名)。
年末調整の時期になり、従業員様の給与から1年間天引きしてきた「雇用保険料」の集計をしていました。
ふと、「この天引きしたお金は、いつ国に納めているんだろう?」と疑問に思われました。

「従業員の給料から雇用保険料を預かっているんですが、これはRJCさんが代わりに国に払ってくれているんですよね?
でも、RJCさんは毎月の給料額を知らないはずなのに、どうやって正しい金額を払っているんでしょうか?
年末調整の金額と合っているのか不安で……」

雇用保険などの労働保険は、毎年6月頃の「年度更新」で、4月から翌3月までの分をまとめて申告・納付します。
1月~12月で計算する「年末調整(税金)」とは期間も手続きも別物なので安心してください。

年末調整で計算した「雇用保険料」、本当に正しく納付されているか不安…

S様の一番のお悩みは、「お金の流れが見えないこと」でした。

  • 年末調整(税金)は「1月~12月」で計算して、従業員から預かったお金を確認します。
  • しかし、RJCには毎月の給料を報告していません。

「私が計算したこの金額を、いつRJCに渡したんだっけ?」と、税金と保険の支払いのタイミングがごちゃ混ぜになり、正しく納税できているか心配になってしまったのです。

「税金」と「保険」は期間が違う!6月の「年度更新」で精算する仕組みを解説

担当者が、「税金」と「労働保険(労災・雇用保険)」は仕組みが全く違うことを説明し、誤解を解きました。

  1. 期間のズレ 年末調整(税金)は「1月~12月」ですが、労働保険は「4月~翌年3月」という年度単位で動いています。
    期間が違うので、年末調整の数字とぴったり合うわけではありません。
  2. 年に一度の「年度更新」で精算 毎月払うのではなく、毎年6月~7月頃に行う「年度更新」という手続きで支払います。
    この時に、会社から「4月~3月までに従業員に払ったお給料の総額」をRJCに報告していただきます。その総額を元に保険料を計算し、国へ納付しています。
  3. 保険料率の確認を また、S様は古い保険料率(7%)で計算されていましたが、現在は下がっている(6.5%)ことにも気づけました。

毎年料率が変わる可能性があるので、給与計算の設定も定期的な見直しが必要です。

「毎月払っていないの?」と心配になる方は多いです

「社会保険(健康保険・厚生年金)」は毎月払うため、雇用保険などの「労働保険」も同じだと思っている方は多いです。
しかし、労働保険は基本的に「年に一回、まとめて精算(前払いと確定払い)」を行う仕組みです。
「6月頃に給料の総額を報告して、その時に払っている」と思い出していただければ大丈夫です。

まとめ

給料から引いている「雇用保険料」は、毎月ではなく、年に一度の「年度更新(6月頃)」のタイミングで国に納めています。
年末調整とは集計する期間が違うため、数字が合わなくても焦らなくて大丈夫です。
もし「保険料率が合っているか不安」「計算が合わない」という場合は、お気軽にご相談ください。

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ご注意:この記事は2026年1月20日時点の情報に基づいて書かれています。
時間の経過により内容が変更されている可能性がありますので、ご利用の際は必ず最新の情報をご確認ください。
監修者の紹介

林満

元厚生労働省 厚生労働事務官

厚生労働大臣認可 愛知労働局長認可 建設業専門

労働保険事務組合RJC アドバイザー

林 満

はやし みつる

1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。以降、名古屋東労働基準監督署や瀬戸労働基準監督署、愛知労働局で労災補償課および労働保険適用課にて奉職。適用指導官、職業病認定調査官、労災第一課長、労災保険審査官、労災管理調整官を歴任。特に特別加入制度の手続きや給付に関する相談対応に精通し、職業病認定調査官や労働者災害補償保険審査官としても活躍。2022年までの50年以上にわたる実務経験を持つ労災保険のエキスパート。現在はスーパーゼネコンの安全協力会において特別加入の相談指導を行っている。